The Hand-Welted Cap-Toe Anticato Oxford Shoes - Last 001 イタリア・モデナの職人が昔ながらの手法で作ったハンドウェルト靴。強くて丈夫ながら、柔らかくしなやかなイタリアンカーフスキンが用いられ、甲革にはクラシックなキャップトゥデザインが施されています。
色を幾重にも重ねて濃淡をだし、色彩を表現する伝統的な革の染色技法、「パティーヌ仕上げ」で妖艶かつ魅力的な表情を生み出しました。この一足を染めるのに105分(1時間45分)もの時間を必要とします。
19世紀後半にグッドイヤーウェルト製法のミシンが開発されて生産が比較的簡単になる前は職人が一針一針縫っていました。ゆえに完成するまでに非常に時間がかかり、必要とされるこの技術の高さがその貴重さを物語っています。履き心地の良さと12回の靴底の張替えにも耐える丈夫さを兼ね備えています。
Handcrafted in Italy
12世紀、エミリア=ロマーニャの職人たちが靴作りに特化したギルド、compagnie delle artiを設立しました。品質と伝統を基盤とする私たちは、イタリアに着いてまもなく、ベルルッティ(フェラーラ)、サントーニ、ペロン&ペロン(ボローニャ)、テストーニ(モデナ)、エンツォボナフェなどのブランドを支える職人と出会いました。そしてようやくたどり着いたモデナの小さな工房では、父と息子が手を組み、私たちがこれまでに見たことのないほどの上質な靴を作っていました。
#一般的にはバーニシング、パティーヌ仕上げと知られていますが、私たちの職人たちはこれを「Anticato」と呼んでいます。この響きのほうが、なぜか心地よく感じます。
この独特な技法で表面を染めるのに105分 (1時間45分)もの時間を必要とし、鮮やかで深い表情に仕上がります。この技法を施すのに必要な道具はとてもシンプルなため、より職人の感性と経験がものをいいます。磨きが少なすぎたら色の奥行きがなくなり、コントラストが強すぎると、品がなくなってしまいます。この工程でもっとも大事なのは、濃淡をいかにさりげなく表現するかにかかっています。このような繊細な作業はAdrianoとAlessandroの二人にしか任せられません。
• イタリア・モデナ製
• 製法: ハンドウェルト
• 特注イタリアンカーフスキン
• クラシックキャップトゥオクスフォードデザイン
• Anticato - パティーヌ仕上げ
• レースアップシューズ
• Last: 001型
• 12回の靴底の張替え可能
• 通常フィット: ウィズサイズE~Gに最適
• 足のサイズを教えて頂ければ、私たちの職人が最適なフィット感に仕上げます。
• ダストバッグ付き
お手入れ方法:
• 靴紐を全てとり、シューズキーパーを入れ、靴が張っている状態にする。
• クリームを柔らかい布で軽く擦るように汚れなどを落とす。
• 靴と同じ色のクリームをごく少量塗り、ムラなく隅々まで浸透するように、柔らかいブラシを使用。
• 固めのブラシで磨き、クリームを全体に広げる。
• 乾拭き用のクロスで光沢をだす。